窓の外はしとしと。。。高知は雨。
明日から沖縄に滞在するので、早く荷物をまとめなくっちゃ。
ヒビノケイコです。
いつもメルマガにメッセージありがとうございます。
今日は、届けたい人に届ける文章術講座への
メッセージをいただきましたので、ご紹介しつつ、
「ある日街でスカウトされない私たち」
という記事をご紹介^^
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Kさまより
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子2人持つ母親でWEB、
DTPデザイナーをしています。
今、文章術がすごく必要に
迫られているわけではありません。
得意でもありません。
デザインスキルを磨け続ければ、
おのずと仕事は来ると思っていました。
けれど、30代後半に来て、
そうも言ってられなくなってきました。
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「あなたと仕事がしたい」と
思われる人になる、伝わる話し方、文章表現。
”能力も高くてコミュニケーションもよく取れる”
というひとにもなれる。
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ケイコさんの言葉に心揺さぶられます。
「このままではいけないような気がする」
「やはり、文章は書かないとダメ?
何か発信しないとダメ?」
「あなたと仕事がしたい」
と言われるようなデザイナーになりたい。
でもどうしたら..?
文章講座と人間力をあげることと
どうつながっているのかわかりません。
こんな私が参加してもいいのか、迷っています。
うまく言葉にできないのですが、
でも行き詰まって、苦しいことはわかります。
何かヒントを得られたらと考えています。
ありがとうございます。
ちょうどこの間、デザイナーとして一線で働く
起業家の友達と話していたら、
「このまま、技術だけで仕事をするのは
時代的に厳しいのがもう目に見えている。
だから、この一年は自分の名前で、
この人にお願いしたいと思われるようになることに、
注力しようと思う」というお話をしていました。
感度いい人は、察知してもう動いているんでしょうね。
さてさて、
”「あなたと仕事がしたい」と
思われる人になる、伝わる話し方、文章表現。
”能力も高くてコミュニケーションもよく取れる”
というひとにもなれる。”
ということについて、
先日、ぽっちり舎通年メンバーさんとの
FBオンラインコミュニティ上で書いた
「週刊ヒビノケイコ」の
記事が参考になるかと思いました。
今回、特別に紹介しますね。どうぞ~!
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「ある日街でスカウトされないわたしたち」
小川さんのシェアしてくださった記事、
面白く拝見しました^^
そうそう、ほんとこういう誤解って多いですよね。
まるで、芸能人が
「デビューのきっかけは、
友達が勝手に応募していて、
オーディションに受かっちゃったんです」とか
「ある日突然街を歩いていたらスカウトされて・・・」
というのと同じように、
「イラストをずっと描いていたら、
ある日編集者に声をかけられて」
「突然、賞をとって・・・」とか
「講座のオファーが勝手に来て・・・」
「どんどんあちらから声をかけてくれて」
みたいな話に、みなさん憧れがちだと思います。
そういう風に見せている人も多いですしね。
うふふ。
まあ、そういうのカッコイイ、
引っ張りだこでもう困っちゃう・・・と
言ってみたい気持ちはわかるんですけど、
実際の話は、そのまんま流れてくと、危ないです。
わたしが、昔、有名なイラストレーターのIさんのところに、
イラストレーターのお仕事を
学びに行かせていただいたときの話をしたいと思います。
彼女は、とてもセンスと技術があって、
すばらしいイラストを描ける
作家さんであることはいうまでもありません。
たくさんの雑誌や本の挿絵なども担当されています。
ですが、その日教えてもらったことの8割は、
「どうやって、編集部に売り込んでいくか?」という話でした。
つまり、「営業」ですね。
彼女、ここがすっごく長けていて、
行動的な方で、それをしっかり
やってきたからこそのキャリアだったんです。
専門学校にも教えに行っているけれども、
学生さんにこの話をしても、
なかなかみんな動かない。
技術ばかり高めて、営業をしようとしない。
それじゃあ仕事がないのは当たり前だよ、
という話をされていました。
講座に関しても、わたし自身は、
最初声をかけてもらって始まりましたが、
そういうことが続いていくきっかけになったのは、
自分自身の営業となるブログ媒体があったり、
冊子があったりした・・・というのが大きいです。
で、さらに、
そこに誰とも違う「自分の生き方」とか「魅力」が
あると、比べられることなく「あなたにお願いしたい」
という人になっていきます。
だから、いいものを持っている人ほど、
魅力のある人ほど、技術だけではなく、
営業力となる「伝える」力と
比べられない「人間力」を
兼ね備えていくことは重要なんです。
そもそも・・・を問える力
ただ、その上でさらに大事なのは、
「そもそもどこの土俵で戦うか」ですね。
これは、届けたい人に届ける文章術講座で
またお話ししますが、
誰かの作った土俵で戦う限り、
相手に有利なルールや
システムになっていることは忘れずに。
基本的に、出版社は斜陽産業ですから、
その土俵の上でいくら頑張っても、
いずれ一緒に倒れてしまう可能性があります。
講座なんかも、大手企業とか
国とか行政とか有名な人とか、
大きなところから依頼されるものばかりに頼っていると、
いつかブームが去ったり、
予算がなくなったとき、消費されて終了です。
だからこそ、いつも何かをするときに、
「そもそも」を考えられる人になること。
そもそも、自分が戦うべき土俵はどこか?
その土俵に乗っかっていって、大丈夫なのか?
他人の土俵や、有名な媒体、信頼関係のある人との
イベントに出るのは、たまにはいいですけど、
あくまでそれに依存しない
自分のビジネスの主導権を自分で取れる仕組みを作っていくこと。
これが、ぽっちり舎の
3ステージカリキュラムでしていきたいことです。
自分の土俵をふかふかに豊かに
作っていくことを、軸にしていく。
消費される対象じゃなく、
こっちが生かせるくらいの、
自分の土俵を作っていく。
そして、 「あなただからお願いしたい」と言われる人になる。
そのために、ぽっちり舎では文章術を学んだり、
自分の軸を持った生き方の土台作りを
総合的に学んでいるということです。
今日のキーワード
知ってもらえない・・・・という前に、
そもそも、伝えてる?
そもそも、その土俵で大丈夫?
を問うてみて。
■追伸1
「届けたい人に届ける文章表現講座」
大阪での追加開催(4月15日)も決定しています。
3月の沖縄講座には、
日時や場所の問題で来れなかった人たちから
たくさん要望もらっていたので。
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