イメージと内容のズレ
「この仕事がしたい!」
なりたい職業って、
イメージや内容だけで選ぶと
ミスマッチなことがある。
例えば、わたしの場合だと
昔、山カフェをしていたのだけど・・・。
山奥にあるのに人気が出て、
それなりに年商もあるってことで、
メディアにも取り上げてもらうことが
多かった。
ただ、実際の話、
わたしはカフェに
行くことや、その空間性は大好きなんだけど、
自分が経営するのは
あんまり好きじゃないってことが判明した(笑)
なぜか?
ひとつには、やりたい業務内容に
自分とのズレがあったからだと思う。
仕事において、自分が
どういう業務内容を求めているのか?
これをシビアに見極めて
フィットさせていくのって、
やりがいのためには大事。
もちろん、これはやってみないと
わからないところもある。
だけど、発見したとすれば、
「仕方ないし」と諦めて我慢するよりも
できるだけしっくりと合わせていくほうが
パフォーマンスを発揮できて結果もでる。
ちょっとした違い
業務内容については、
ちょっとした違いを
見極められるかどうかが重要。
例えば、ひとくちに
「人と話をするのが好き」と言っても、
コーヒーを出すときに
「どうぞ、にこっ」として出す、
いわゆる「接客」が好き・・・というのと、
人とじっくり対話したり、
一緒に勉強して、
成長してゆくために関わる・・・というのとは違う。
どちらも人と話す、
という仕事内容だけれど。
わたしの場合は、
自分が好きなのは「接客」ではないなあ、
「対話」だなあとカフェを運営していたときに思った。
そこで、それまでよく依頼されていた
「講座」というものを中心に
仕事をするようになっていった。
そしてさらに、ひとくちに「講座」と言っても、
100人~700人くらいの人たちに対して
お話しする講演会バージョンと、
10人~30人くらいの人にお話しする
ゼミバージョンでは、
また違うということに気がついた。
数々のイベントや講演に出演してみた結果、
わーっ!と派手にみんなの前に立って
手を振られたりするよりは、
10人~30人くらいの人に
静かにじっくりお話しする方が、
自分には合っているなあと思った。
そんなわけで、今はゼミ的な
ぽっちり舎の通年講座を軸に、仕事をしている。
(依頼されたものすべてにはこたえられないけど、
今でも時々、大きな講演会も出演することはある。
それはそれの良さがあるので)
「書く」という業務内容についても、
ものすごい違いがある。
企業の請負ライターとして書くのか、
それとも自分が思ったことをブログに書くのか、
サロンやコミュニティで書くのか、
本を出版するのか、
もしくはセールスライターをしていくのか・・・など。
ただ、「書く仕事」に憧れるのではなく、
どれが自分のしたい「書く」なのか?
見極めていくことが大事だ。
これがずれてるために、
疲弊しちゃってる人もいるし
この先が見えない、
と思ってる人もいるしね。
もったいないから見極めて
しっくりくる方向の「書く」をすればいい。
あとは、そうだなー。
どの内容だったら、
将来に仕事が続きそうか?
報酬の限界、伸び率があるか?
なども考えておくほうがいい。
今現在ちまたではやっていたり、
みんながいい!と言ってる仕事であっても、
将来的には代替されることが
目に見えているものは微妙かと。
(ステップとしてやるのはいいと思う)
こないだ、
「時間の使い方は命の使い方ですよ」と
勉強仲間のなかひらさんに言われたとき
ドキッとしたのだけど、
人生の貴重な時間をほとんど使うのが「仕事」。
だからこそ、微妙な違いをたいせつに、
選んで打ち込んでいきたいね。
質問
あなたが好きな仕事の業務内容は
どんなものですか?
・・・
このシリーズ、
あと二つくらい続きまーす。
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