大人になってからの学びは、コスパが高い。社会人大学講座がアツい!質高い出会いと社会で実践できる力。東京芸術学舎

私は、社会人向けの大学講座に縁があります。
ある時は講師、ある時は受講生として関わっています。
関わってみるまで、こういった講座がこんなにいいと思わなかったんですよね~。

■講師として

ぽっちり子育て&田舎暮らし漫画
講師としてはじめてかかわったのが、東京(大阪)芸術学舎での「ふるさとという最前線」
コミュニティデザイナー山崎亮さんと陶芸家の松井利夫先生がなさっている地域系講座です。
その後、年に1度行われる「東京芸術学舎×れいほく田舎暮らしネットワーク」のコラボ講座。
私達の暮らす高知県嶺北地方をフィールドにした、田舎スタディツアーのお手伝いもしています。

■受講生として


反対に、受講生になることもあります。昨年は、大阪芸術学舎で「編集」を勉強する連続講座と、小説家の方に習う「文章描写」の単発講座を受講。とても勉強になり、仕事に生かしています。

■出会う人の質がいい

そんな中で出会う人って、興味関心が共通するんですよね。しかも、みなさん成長に対して貪欲。仕事しながらも学び続ける人達の質ってすばらしいです。いつもの生活の中では出会えなかったような素敵な人達に出会えるんです。

講座後もつながりはとても強く、地域で暮らしているなかでも生きています。都市と田舎をつなげて、お互いに協力しあう関係性ができること。これはなかなか得られない宝物。
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↑講座で知り合った後も自主開催セミナーなど行われている参加者さんたち
地域系の講座から全国に移住された方も多いです。うちの地域にも!

■覚悟ができた編集講座


編集の講座はとても面白かったので、ちょっときいてください。この講座は、大好きな編集者で著者の村松美賀子先生に師事できるまたとない機会でした。

↓村松先生の著書です。写真の並べ方、空気感のある言葉や視点、編集が素敵です。


京都でみつける骨董小もの
村松 美賀子
河出書房新社
2009-08-21

私は小さい頃から本作りをするのが夢でした。

憧れていたのは、ターシャテューダーのように実体験がバックグラウンドにある表現。
実体験の部分として田舎での暮らしや仕事作りをし、この山奥の暮らしから感じる視点を、世の中の人へ届けたいと思ってきました。
・・・ですが、昨年の夏までは子育て、家事、ネット通販に加えカフェまで経営していたため、何しろ日常が忙しくて、描くことまで時間と体力がおいつかず。

雑誌に連載している漫画も「今日半日で仕上げる!」というくらい時間のない中でやってきました。

それによって培われた集中力はあるのですが、それでは深まらないところ、その世界にあと一歩踏み込んでいけないところが悩みでした。


講座には本を一冊作る課題があり、思ったより超ハード。
朝3時~本の内容を描き、日中は仕事、夜は子育て、二週間に一度大阪へ講座・・・
ヘトヘトになっている私をみかねて、夫が「しばらく集中したら」とサポートしてくれました。
私は一日中、マンガと文章を描いていました。

講座というきっかけがなかったら、ここまでやらなかった。
そして意外にも思った以上に自分がやり続けられることにも驚き、執筆することへの覚悟もできました。

村松先生からは、内容への懇切丁寧なアドバイスに加え「川村さんは、描いていくべき人だから」とその後のことまで応援して頂けたり・・・と、今の作家執筆に集中する土台と覚悟を築いてくれるきっかけになりました。

■社会人向け講座で学べる3つのこと。

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1、憧れの人に直接学べる

村松先生は、書籍のファンであり「憧れの人」だったので、はじめは「自分なんかがついてけるかな?質問したりしていいのかな?」って不安でした。ですが、どんな質問にも深い答えを下さり、今まで私になかった視野を与えてくださいました。
自分よりレベルの高い人、その業界で活躍されてきた方に、未熟な自分の状態をさらすことは恥ずかしい。教えをこうことは勇気がいります。

が、それによってその後の伸び率が全然違ってきます。
本の著者や、すごい活動をしている方でも、誠実にたずねれば応えてくれるのです。

2、大人になってからは仕事も家庭もある。
だからこそ、学びに対する覚悟と気合が違います。
社会人になって、家庭を持っている人が講座に行くとき。
少ない時間をやりくりして、お金も工面して、家族のサポートもあって・・・やっと、学びの場にいくことができます。
ということは、覚悟もハンパではないんです。
「この機会を絶対に良いものにしてやる」というモチベーションが「なんとなくこの講座受けておこうかな」という学生時代と格段に違う(ごめんよ、親)。
実際に私のほかの受講していた社会人メンバーも学ぶ姿勢が積極的で、びっくりするほどクオリティの高い作品を作り上げていました。それほど本気度が違うからこそ吸収も120%でき、実際の結果も違うのです。
3、社会人向け講座は質が高くてコスパ高い!新たな人脈ができる。
大学に入るのは何百万もかかりますが、社会人向けの単発講座は数万円~参加でき、とてもコスとパフォーマンスが高いです。飲み代に1万使うんだったら、今月は講座に1万使ってもいいんじゃない?てくらい気軽。しかもそれをもとに仕事のパフォーマンスもUPするから循環する。いつもの仕事では出会えないような、幅広い人達と出会えるのが魅力です。

集客の問題など突破しないといけない課題はありますが、交通費のこともあるし、地域でもこういうのが受けられる機会が増えたらいいなあとは思います。
そういう意味では今京都造形大学の「てのひら芸大」のようにネット受講できる安めの通信講座もいいのかもしれません。
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ということで、今回は、大人になってから学びの場についてでした。
大人になったからこそ、学びの時間は貴重。学んだことを現実で実践できるチャンスです。
↓営業のものではありませんが、勝手におススメ.。゚+.(・∀・)゚+.゚こちらの講座面白いですよ~
東京芸術学舎https://gakusha.jp/

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■私、ヒビノケイコの著書。高知の山奥で暮らしながら新しい時代のあり方を創造中。
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~
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