「前へ進むための諦め力」精神に限界はないけど、体と時間は有限だから「方向性を選んだ上で努力する」

私、ノートに勉強したことや自分の考えてることを書くのが好きなんです。誰かに話すと自分の考えがまとまるように、自分の思考や感覚も整理して見えるようにできるから。そして、どうしていったらいいか行動が見えてくる。本当に便利です。私の場合は、イラスト満載になっちゃうんですけど。脳の中をビジュアル化すると分かりやすいです。

ちなみに下の図は、一年前に書いたノート。ちょうど、仕事も大きな方向転換をする時期だったので、自分自身の役割と、人間の有限性と無限性について考えていました。今日はこの2つについてお話しようと思います。
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■大きな役割をみる。方向性を選んだ上で努力する。


毎日を過ごしていると、目の前のことしか見えなくなることがありませんか?もちろん、目の前のことに熱中し、一生懸命向き合っていくことは大事です。が、たまに大きな目をもたないと、気がついたら細かいことばかりしていたり、抜本的に見直すべきところをせずにちまちま修正してたり、選べることを選ばずに受身で仕事をしていたり・・・近視眼的になりがち。

気がついたら「方向性を見失ったまま努力してスベッってる」ってことにも。その先に成功したところで、それが自分が望んでない形だったりね。私は自分がそうなったとき改めて考えました。
「この広い世界で、自分の持ち味を活かしてできることはなんだろう?」「自分が幸せになり、その結果自然と人もなることはなんだろう?」ちょっと距離をとって宇宙の上からみてるような気持ちで眺めてみる。

そしたら、私の場合は、「表現を通して伝えていくこと」が見えてきたんですね。毎日に一生懸命だからこそ、一年に一回くらいはこういう時間をとって、ノートに大きな役割を書いて方向性を定めてみるのもおすすめです。
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■精神は無限、身体と時間は有限という事実に気がついた。前に進むための諦めは大事。


私、一年前までは「できるかぎり身体の有限性にとらわれないでいよう、限界をさずけずに動いてみよう」と思って生きてきたんです。「子育てしながら、カフェをしながら、通販もしながら、講座もやり、執筆もやる、休みの日は習い事もする」というふうに。

頑張ってみたんですけど、色んなことを同時に大切にしようとするあまり、家族に気を配れなかったり、ちゃんと身体を休められなかったり、執筆も中途半端にしかできない、シゴトも思ってる方向でないほうに流れてる気がする・・・という状態に。今まで自分が無理してるとは思ってなかったけど、実は色々と無理してたんだなあと。もちろん、「限界を授けずに頑張る時期」も必要だと思います。だけどある程度やったら、そのあとは削っていく作業へ移行するのも大事だと気が付きました。

「精神的には何でもできるし限界はない。だけど、人間には身体があり、人生の時間にも限りがあるんだ」それは、大きな発見でした。そしてこの三つをふまえて、考えることにしました。

・「前へ進むための諦め」でシンプル化することは大事
・大切なことを大切にするために、優先順位をつけて行動しよう
・「やめる」ことで「持てる」時間と空間があることを意識する

そしてどんどん「どうしても今やりたい」と思うもの以外をそぎ落としていった結果、それまでやっていたことを10→3くらいにはシンプル化できたんじゃないかな。自分の役割や仕事についても、「あれもこれもやりたい」から究極まで可能な限りシンプルにしてみると、こういう図にいたりました↓
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■人生は誰も責任をとってくれないから、今日死んでも後悔がないように生きる


そうやってシンプル化していくと、色んな事情で今まで絶対やめられないと思ってた事柄の多くが、本気になればやめられて、びっくりしました。(あ、でも金銭的にどうしてもやめられない仕事などは、それはそれで切り替えてやっていく、このへんのすり合わせも大事ですよ。極端になりすぎないこと)

お金だって「これだけあったらなあ~」と膨らめば支出まで膨らんでしまい、いつしか「これだけないとやっていけない」となるように、予定や仕事も何となく膨らめば膨らむほど、やることが複雑化して「これはしないと」と思う込んじゃう。だから改めて、「やる、やらない」を見極めるのって大事。究極は「今死んでも後悔がない一日を過ごせているかどうか」自分に聞いてみる。それで後悔しそうだったら、ちょっとでも見直してみる。人生は誰も責任をとってくれませんし、自分しか納得いく選択ができる人はいませんから。

私の場合は、仕事を整理して執筆に専念したり、お稽古事も今は休止して、休日は子供と一緒にゆったりできる時間を確保したり、家族が大変なときには少し手伝える余裕を持ったり・・・「やめる」って勇気のいることですが、やっぱり大切なものを大切にするためには重要な作業だったと思います。

「なんとなく」のモノで、ぎちぎち予定が入っていないおかげで、大切な人に家にゆったり滞在してもらえたり、思ってもみない人からの嬉しいお誘いにもこたえられるようになったり、そのときピーンときた直感に基付いて行動できたり・・・と、質が上がった感じです。今は昔より余裕を持って、仕事や子育て、毎日の時間を楽しめているんじゃないかな。
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今は、私も夫も、やるべきこと
を絞り選んだ上で、一生懸命目の前の大切な仕事をし、毎日を送っているので断然平和になりました(笑)夫婦喧嘩も少なくなったし、お互いに足をひっぱりあわずに応援しあえる。これも、シンプル化からくる余裕、方向性が見えてるおかげかな。家族のバランスもよくなりますね。

ということで、今回は
・大きな役割をみる。方向性を選んだ上で努力する
・有限性と無限性
についてのお話でした。これは!と思った方はぜひ考えてみてくださいませ♪
それでは今日も、新しい一日を味わっていきましょう☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚

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■著作エッセイ漫画
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ 山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]

■私がオーナーをしている、自然派菓子工房「ぽっちり堂」
山の素材で手作りした優しいお菓子ギフト。