「五月病・プチうつ」脳内引きこもりから脱出し現実に戻るための「3つの手がかり」心より体に意識・情報断食・信頼できるシラフの友達

いや~五月病の季節ですね~。私も、最近久々に落ち込んじゃいましたよ。きっかけはよく分からないんですけど、大切な人の死、うっすらした悩み、風邪ひいて寝込むなど、そんなもの達が、じめじめした季節に混じってゴーン!と来た・・・という感じだったのかな。ひどく落ち込んだのが半年ぶりだったから「どうしたらいいか分からん(T_T)」となりました。そこからちょっとずつ、今は回復しつつあり、ずいぶん日常の現実感覚に戻ってきました。プチうつになりかけた時、現実に戻ってくるための「手がかり」と感じた3つのポイントを、メモしておこうかと思います。

1、心より身体にひっぱってもらう。「考えるよりやってみる」

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プチうつっぽくなってるときって、脳内ひきこもりになってその中をグルグル回ってませんか?しかもその状態に「ああ、やばい・・・もっと考えないと」って頭の中で答えを出そうとする。通常に回っていないのに、ね。それでますます考えにはまって迷走・・・というパターンが多い気がします。こういう時って、心の中に入り込んで集中している意識を、体に引き戻すほうがいいんだろうな~って思いました。で、風邪で寝込んだところから体が回復してからは、日常の家事(そうじとか、ごはん作りとか)をするときに、体に意識をおいてみています。

こういう時って何をしても、行動よりも思考の世界に入ってしまいそうになります。そこで、歩いているときは、足の感覚をちゃんと感じてみる。ふみしめてる感覚、前にすすむ感覚、空気の温度を感じてみる。家事をしている時も、「あ、今食器洗ってるなー」「草刈ってるなー」ってちゃんとそれをやってる手の感覚に引き戻す。ということをしてみます。思考にとらわれそうになったとき、それを消すんじゃなくて体、現実の意識にただただ戻る。「考えるより、とりあえずやってみる」くらいがちょうどいい時期なんですね。

■草刈瞑想?

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見よ!この初夏の草の勢いを!
今一番いいな!と思ってるのは、「草刈り」です。うち、田舎なので山も庭も草刈りをする必要があるんですよ~。これ、いつもはイヤだな~と思うんですが、毎日コツコツ朝夕できることで、ずいぶん意識が体に引き戻せ、汗もかけ、いい運動にもなってます。そうしているうちに、脳内ぐるぐるが減り、ちょっとずつ体の感覚とのバランスが取れるようになってきている気がします。

プチうつは、いつもより体と心への意識のバランスが崩れている時なので「運動」も取り入れると良いって聞いたことがあります。散歩する、筋トレする、走る、踊る、とか。私も、運動は普段からやってなさすぎなので、これを機会にちょっとずつ取り入れようかな・・・(笑)無理せず、日常の延長であなたなりのやり方を見つけてくださいね^^

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友人宅の薪割り!田舎には身体的な作業も多いので便利?

2、バーチャル世界ぐるぐる→日常リアルにひきもどす。情報断食。

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今はネットとかスマホとかで、四六時中バーチャル世界に触れられますよね。通常意識の時には受け止める力があると思うんですが、あまり調子よくないときは、これらとある程度距離を置いた方がいい。情報はどこまでもインプットすることはできますが、消化する力は弱っていることを忘れずに。おなかの調子が弱っている時に、暴飲暴食すれば体を壊してしまうように、精神が弱ってるときに、消化できない量(質)の情報はあまり入れないほうがいいと思います。

特に、ネットには尖ったものが拡散されやすいため、極端な文章とか、劇的な切り口があふれていて、心にゴリッと刺さりやすい。穏やかに吸収されていくような情報ってなかなかないのです。

■謎のマゾッ気は不要。弱ってるときは北風より太陽で

私も、いつもはそんなにネット情報とか見ない方ですし、見たとしても質とエネルギーの良い情報を選んだり、尖った情報でも自分なりに翻訳して吸収します。ですが、調子が悪いときに限って、夫から「よくこんなに自分を追い詰めるような情報ばっかり集められるね」と言われるくらい、謎のマゾッ気を出して変な情報ばっかり集めちゃうんですよね~ヽ(TдT)ノ

そう。センサーがぶっ壊れてる状態。でも本当は、風邪引きそうな時に、雨風にわざわざ打たれてますます弱ることなんて無駄。あったかくしてゆっくり寝て、体力を速やかに戻すほうが効率がいい。そういう意味では「北風と太陽」があった時、太陽をちゃんと選べるか?は大事なことです。いつもは大丈夫でも、調子が狂ったときには「心が温まる、おだやかな」本とか漫画を読む方が良いですよ~。情報断食してみるのもいいですね。今日も、出かける予定ですがスマホは持っていかないor必要なときだけ電源いれるようにしようかなあと思ってます(*・ω・)ノ

3、自分のことをよく分かってくれている人に相談して客観的な視点、言葉をもらう

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「うつっぽいときは、自分の考え、言葉を信じすぎないほうがいいですよ。周りの人が客観的に言ってくれる言葉を信じたほうがいい」これ、昔友人に言われた言葉ですが、そのとおりだなあと思います。普段、バランスが取れているときには、自分の考えも直感も信じたほうがいい。自分に軸を置いて生きていくのはすごく重要なことです。だけど、いつものセンサーが壊れている時には、自分のズレた考えにはまったり、ぼけた感覚を信じてしまうとますます変なところへいっちゃう危険も。

そういう時は、自分の性質をよく分かってくれていて信頼できる、客観的で現実的な人の力を借りるのもひとつだと思います。これ、誰でもいいってわけでもなく「誰の言葉か」が大事でもあるので、ちゃんと人は選びましょう。私も今回そういう友人によって助けられたところです。「ポジティブにならなきゃだめだよ!」というのではない「受け止めてくれる感」に安心しました。(参考記事

自分の、強いところだけでなく、弱いところもひっくるめて見てくれてる人がいると思うとホッとします。また、具体的に悩みをひもといてアドバイスしてくれたり、芯に立ち戻るようにさとしてもらったおかげで「非常に単純な」状態に戻るきっかけになりました。

■世の中のアドバイスは自分にあてはまらないことも。生身の人に聞く

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旅先でみつけた、なんかええ感じの店。この魅力は、一般に当てはまることなく誰のアドバイスでもできてなさそう・・・

世の中には情報もアドバイスも沢山あふれていますが、それが「自分自身に合ったものであるか?」というと、そうでないものがほとんど。しかも悩んでる自分が選ぶものは、ますます自分を追い詰めるようなアドバイスだったり(笑)私の場合は特に、落ち込んだた時一般的なものに合わせようとする傾向が。それで、ますます違う方向へいっちゃうんです。

だからそういう時は、シラフの友達に「は?それ、ケイコさんの場合は全く違いますから」「何言ってるんですか(゚∇゚ ;)あなたには、あてはまりませんよ」と一刀両断されたほうがいい。で、目が覚めるという・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・

こういうこともあるから「ちゃんと自分を分かってくれている生身の信頼できる人に聞く」というのは大事だなと思います。友人には、本当に感謝しています。私、いつもは一人でいるのが大好きなんですが、プチうつのときは、1人こもってもんもんとするより、あえて誰かと一緒にいたり、話しをして自分以外の通常意識にふれるほうがいいですね。

ということで、今回は3つのてがかりをご紹介しましたが「何かのネジがふいに狂って、プチうつに・・・」は誰でもあること。そんなとき、少しでも役立てて頂けたら嬉しいです。私もマイペースで今日もぼちぼち、体と現実に意識をおいてやってみようと思います~^^それでは楽しい一日を!

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