早めに何度も失敗して、うまく転ぶコツ。低リスク高パフォーマンス人間になる

■失敗しても途中でやめなければ、すべて人生のプロセスになる
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「失敗したくない」っていう気持ち、誰もがありますよね。先日、大学の授業でお話させて頂きました。大学生の姿を見ていると、その気持ちが強いほど、あたりさわりのないポーズをとっちゃう。でも感想を見てると、本当は、挑戦してみたい。怖くて踏み出すことができなくてモンモンとしてる・・・という子は多いんだなってことが分かりました。

でも、若いうちから一刻も早く、失敗を沢山する!ってめちゃくちゃ大事なこと。いっぱい失敗しても挑戦を続ける子は、逆にすごく伸び差がひらく。

失敗してもまた起き上がって途中でやめなければ、それは「道中のプロセス」になるから。これは後々自分の人生の知恵や肉付きになってくれ、わたしのように「ネタ」にもなる可能性もある(笑)

■「失敗したくない」気持ちが致命傷につながる

なぜそんなに失敗を沢山することをすすめるか?全国の中では今、地域を復活させようと頑張っている場所がありますよね。その中で、にっちもさっちもいかないくらい停滞している地域をみると、町全体の雰囲気やキーパーソンに「失敗したくない気持ち」が強いことが原因なのかな、と思うことがよくあるからです。


失敗したくないっていうのにも2種類あって、
1、自分自身が失敗したくない、恥ずかしいっていう気持ち。イメージはあっても行動ができない。人からどう思われるかが気になる、自分の限界を打ち破ることができない。

2、失敗したくないの気持ちが人に向いている場合。若者が挑戦しているのを見守れない、主体的に動こうとしている人を応援できない、任せられない。

2つとも、つまり挑戦してよいも悪いも受け止める覚悟がない。変化を受け止める覚悟がない。メンツとか人にとやかく言われることを気にしてる。ということだと思います。

■失敗をうまく出来る人は強い。そんな人がいっぱいいる地域は盛り上がっていきやすい。
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何度も転びながら何度も挑戦している人は、だんだんうまく転べるようにもなる。致命傷を負う大怪我をしないように、うまく滑ってこけられる。かすり傷程度で済む。失敗しても命までとられることはないように上手に転ぶ知恵がついてくるからだと思います。

そういう人は転んでも、また起き上がって改善したり違う方法を試してみる。
そうしているうちに、低リスクで高パフォーマンスが出来るようになってくる。
これは、地域活動でも、仕事でも、恋愛でも、なんでもそうなんじゃないかなあ。

失敗を恐れて行動しない人が、10年くらい構想だけ練って「まだ大丈夫だろ」ととどまっているうちに、失敗を恐れない挑戦者は一年に100回は何かを試し、そのうち3回くらいは成果が出ます。そうしているうちに、両者にはびっくりするような差が出てくる・・・これが結果というものです。

地域では「うちにはすごいアイデアがないから」「すごい人がいないから」「運が悪かったから」という問題にされがちだけど、そもそも挑戦を繰り返してなくて、単純に挑戦の回数の違いが差が生まれている部分もあると感じます。

■思いついたそばから実験する、失敗に対してフランクな夫
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うちの夫は、お菓子工房の起業、移住支援活動や手作り市、イベント、様々な企画など、色々やってきて、最近ますます思いついたことを挑戦するように。

彼は本当に失敗するのも低リスクで転ぶのもうまいです。そしてわざわざ転んでも傷つかない(*・ω・)ノまた起き上がるだけ。

何か言われても気にしない、素晴らしい鈍感力。こんぶ男子のくせに不死身。この能力は田舎で暮らすには必須なのかもしれません。

経験がついてきたことで、より一層考える地盤ができているし、発想も広がって面白くなってきた。一緒にやろう!ってコラボする人も出てきて、リスクは小さくでも何かあったときの覚悟はもってるので嬉しい。
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彼をみているとたまにびっくりするけど、覚悟さえあるならこういうフランクさは大事だなって思うんです。もっとフランクに、何度も失敗していいから前に進もう。若いときからできるほどいい、今からでも出来るほうがいい。それが経験値と発想を広げてくれるから。

転んだら起き上がればいいし、はずれたら改善すればいい。失敗=ヒントが得れることだから、新しい構想を考えて行動すればいい。

「間違わないこと」を恐れるより、どんどん間違えて自分なりの答えを出していきましょう.。゚+.(・∀・)゚+.゚

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■著作エッセイ漫画
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]

■私がオーナーをしている、自然派菓子工房「ぽっちり堂」
山の素材で手作りした優しいお菓子ギフト・内祝い