こないだも愛知に行ってきたんですが、月に2〜3回ほど、全国のいろいろな地域で講演をさせてもらう機会があります。その中で「めっちゃ自然体ですよね。人前で話すとき、緊張しないためにはどうしてるんですか?」と、たずねられることが。
こんな理由とコツが思い浮かびました。
わたしに恥ずかし気がない理由
うちの息子は、子どもマルシエに出店しているのですが、子どもには何かしら人とつながるギリギリの状況の中で「こうするしかない」「こうしよう」と思えるような「本番」「実践」の状況を何度も経験させるといいんじゃないかな?緊張が入り込む隙がなくなるような。
先生には褒められるばかりではなく、ボッコボコに批判されること、あるいは嘲笑されながら講評されることさえあります。
そんな経験が沢山あったからか 「今現在の、素っ裸の自分をさらけだしたときの恥ずかしさには強い」のかと思われます。さらけ出すことは怖いけど、見せるからこそ人が共感したりともに歩もうとしてくれる強みにも。おかげで今でも「恥より表現」をとれるように。
緊張しないための考え方
それ以下でも以上でもない、今の自分ができることしかできない。だけど、そのままの自分に興味を持って聴きにきてくれる人がいる。だから、緊張よりも、できる準備はした上で、今日の自分ができる限りのことを優先します。
緊張しそうになった時、そこから出るコツ
1、 自意識の中→外へと目線を長くもつ。
2、聞いてくれている人が100人いたらその中で響いてるのは2〜3人かもしれない。生き生きと聞いてくれてる人に向かって伝えるように話していると、結果としてみんなに届きやすいです。
質問や対談って、瞬間芸的なところがあり、得意な方も苦手な方もいらっしゃると思います。わたしは、うまくできることもできないこともあるけれど、とにかくそのときの精一杯を出すようにしています。答えなんて間違ってるかもしれないし、当てはまらないかもしれない。
だけど、それが相手の方の考える素材になったらそれでいい。また磨いていけば、きっとさらに面白い答えが言えるようになるでしょうしね。
最後に
こんな自分でいいのか?ととらわれてしまうことがありますが、今の自分は今の自分でできることがあり、これからの自分はもっと成長していく可能性がある。
だから、こだわることなく今日は今日できることをやって、勉強して、実践して、成長して、また次の自分ができること、話せることを楽しんでいきましょう。
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■著作エッセイ漫画
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]