講演しました。何を選んで何を選ばなかったの？「三重県多気町」働き方フォーラム

三重県多気町で行われた「働き方フォーラム」で講演させていただきました。満員御礼。三重、名古屋、奈良、和歌山から集まった人々。まずは、ランチ会でお腹を満たし、気持ちをほぐしてから〜。

なんか、おいしい差し入れいっぱい〜。とれたての果実！

手作りのパン〜！ふう〜おちつく。

会場も、柔らかい雰囲気。

第一部はヒビノケイコ・アワーで１時間。「移住女子の働き方」というテーマ。自分の失敗体験や試行錯誤、全国の地域でみる多様な働き方のこと、共通する悩み。自分にフィットした暮らしと仕事を作るためのポイントから具体的なエピソードまで、お話ししました。

ぽっちり堂を起業〜山カフェ〜今の通販・講座・執筆の仕事までのプロセスと試行錯誤について。

仕事と暮らしのバランスや、選択するものと、選択しないものの見極めについて。

そうそう。地域で暮らしたい、と思う人は公共性も高く、みんなの幸せを願う人が多いんですよね。だけどそれが最近、地域起こし疲れにつながっている側面も感じます。

みんなが幸せに、と願うことはとても大事なこと。だけど、例えば「まち作りをしよう」から考えると何をしていいかぼんやりしてしまったり、自分に合ってないことにエネルギーをかけて、消耗してしまったり。結果として自分の経済や仕事が成り立たなくなったり、自分もみんなも共倒れになる。そんなことさえあります。

なので、まずは自分が元気で楽しく、暮らして、働いて、生きること。夢を現実で描くこと。具体的なことから、ひとつずつ。そんなことをお話ししました。

自分を救って幸せに生きることでまわりも勝手に触発されいい影響が生まれ、切磋琢磨する地域が自然とできます。たのしそうに生きてる人が多い地域には、自然と外から人も入ってくる。そんな現象も。

第二部の対談の時間には、質問もいろいろ頂きつつお答えしていきました。わたし、講演のときはかなり素で答えており、爆笑もありつつ、楽しい場になりました。

・地元の人の仕事観と、外から入りたい若者の仕事観のギャップについて。

・仕事は自分で作るにあたって、最初どんな仕事のイメージを描いていましたか？

・移住女子の恋愛事情が知りたい。移住する前に彼氏を作って連れて行くべきか、それとも現地で作るべきか

・主婦ですが、おうちでできる、小さなカフェやお店をしてみたい。どんなプロセスを踏んでいけばいい？

主催者さんは、とってもすてきな会社NIU代表・女性社長の西井さん。彼女と２日過ごしたことで、たくさん共有できたものがありました。

・田舎で暮らしているとひとりだと感じます。動き出すときの不安や心配が。まわりの人の巻き込み方って？

・事業計画は夫婦で作ったんですか？どんな方法で？

・好きなことを仕事にしているはずですが、忙しくなりすぎて暮らしとのバランスがうまく保てません。日比野さんは何をきっかけにしてカフェをやめる決意をしたんですか？

・起業に憧れがあります。でも、なまじ安定した生活を送っているため、飛び込む勇気がでません。えいや！って新しい生活に飛び込む勇気が出るおまじないを教えて下さい（笑）

・アウトプットの基本は？

・旦那様とはどのように歩まれてきましたか？

また、どんな答えになったかご紹介したいと思います〜。

そして嬉しいご感想。昨日メールでいただきました。書いてくれたのは、名古屋の大学院生、村瀬さん。恋愛について質問してくださった方ですね。楽しい話題をありがとう〜！

ヒビノさんのお話、すごく今の自分のためになりました！興味関心や問題意識のあることについてどうやってかかわっていこうか、何を仕事にしようかと今まさに悩んでおりました。

そういったことを仕事にして活発にやっていきたいと思う半面、結婚して子供生んで楽しく家族で暮らしたいという思いもありまして、、、

今日、ちゃんと自分でも結婚できそうだって思えたのもそうですが笑、やるべきことから自分にできることを考える、身の丈にあったことから始める、夢は現実で描く…などなど、具体的な体験談をもとにした等身大のお話はリアルで、ふわっとしていた心を少し冷静にもさせられたし、こんな私でも何かできそうだ、夢を叶えられそうだと安心もさせられました。

今ぼんやりとあるやりたいことを現実に描けるように、今日お聞きしたことをヒントに考えます！ヒビノさん気さくですごく面白くてびっくりしました。またお話できたら嬉しいです。

すてきな場に呼んでくださってありがとうございました！

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