Q&A「ブログ始めようかと思ったけど怖い・・女性が安全に情報発信するポイントって?」

ネットで活動する上で気をつけてることは?

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むうさんから、こんな相談メールを

いただきましたよ。

 

いつもヒビノさんの文章に、

エネルギーをもらっています^^

 

ありがとうございます!

 

 

実は1つ前から伺ってみたいことがあって、

思い切ってメールしました。

 

 

ヒビノさんは、ネットで個人として、

ご自身の顔もオープンにした状態で、

活動されていますよね。

 

 

ネットで活動している中で、

トラブルに遭わないよう

気を付けていらっしゃることはありますか?

 

また、

「個人としてネットに

出るつもりはなかったけれど、

こんな風に考えて、

今のように活動されるようになった」等、

きっかけがあれば、伺ってみたいです。

 

 

私もヒ
ビノさんのように
動いていきたい、

という気持ちがあります。

 

今年27歳なのですが、

ネットでブログを書いて、

そこを軸にして独立を目指いしたいんです。

 

ですが、

個人としてネットに出て、

トラブルあわないか、

怖くて踏ん切りがつきません。

 

 

ちょうど、6月からブログをやっていこう!

と思っていたのですが、

アイドルの方が刺された

ストーカー事件があって、

ひっこんでしまいました。

 

自分自身、

学生のころ上手く恋愛ができなくて、

関係がこじれてトラブルに

なったことがあるので、

余計そう思うのかもしれません。

 

 

もし差し支えなければ、

どこかでヒビノさんの

考えを伺えたら嬉
しいです。

 

 

これからも、応援しています!

 

むうさん、ありがとうございました。

「ネットで活動する上で、

トラブルに遭わないよう気をつけていること」


ブロガーや情報発信をしている人にも

色んなタイプがあります。

演技的な表現やプロレス的パフォーマンスが
好きな方の場合は「どんなものでも来やがれ!」
ということもあるでしょう。



でも、やはり女性は男性に比べ
危険性が高いことは間違いないですし、
個人の性格やタイプによって、
自分に合ったモデルや表現方法を
考えたほうが長続きするとも思います。


自分の場合はどうしようかな?と思いながら
参考になるところは取り入れてくださいね。

・・・

経緯からいくと、

私の場合はブログに力を入れる前に

そもそもネットショップを運営していたんです。

で、すでにネット上でも、様々な本や雑誌でも、

テレビなどのインタビューでも、

「顔出ししてた」という状況が先にあったんですよね。

 

なので、今さら隠しても仕方ない・・・
という感じで、
今のようにしてます。

 

わたしが簡単に気を付けていることは

 


わたし自身がブログを書いてみて、
気をつけるようになったことは・・・

 

・ツイッターでは知らない人からのコメントに返事をしない

 (会ったことがあり、すでに信頼関係のある人とは、

 各自個別メールでやりとりすることにしています)

 

・ブログにはコメント欄を授けない

 (これで荒らされ、やめた人もいるようです)


・講座の際には、ガタイのいい
男性スタッフさんについてもらってる

・一応、何かあったときのために
弁護士さんなどがついている
(これは、事業をしているので以前から)

 

・メルマガでは、安全な場所を得ることができている

 

 入る際、みなさんにご協力していただき、

個人情報を書いて頂いているのですが、

 匿名ではないため、「人間と人間」という

顔の見える信頼関係が築きやすいです。

 

 ブログやツイッターの匿名性の媒体は、

 どうしても「人間」に向けて書かれた

 コメントではないものも多くなります。

 

 自分の怒りを投影してぶつけ、罵ったり、

 マウンティングして良いと勘違いしている人も。

 

 「スルーする」というのも大事なことですが、一番は、

 そういうものに振り回されない「自分の土俵」を作ること。

 

メルマガでみなさんがくださるメッセージは、

「人に向けた心のこもった手紙」のように、

ちゃんと書かれた文章。

 

それが結果として、

自分も守り、相手も守り、対等に分かち合える。

人間としての関係性を築くもとになります。

 

 

自分が何のためにネットを利用しているのか?を明確に

 

 

・みんなに認められたい、ちやほやされたいという承認欲求のため

 

・経済的なものを生み出すための一つの手段として

 

・興味のある分野の人と距離を越えて協力関係を築くため

 

・単純に自分が思ったことを書きたい、読んでもらいたいから

 

・いい波を広げていくためのプラットホームとして

 

などなど・・・

 

ここに出てる要素は全て、悪いことじゃなく
自然なことなんですよ。 

 


「何のために使うのか?」

 

どんなゴールが設定されているかによって、

 使い方とか手段は変わるということです。

 

「ゴール設定~ネットでの発信」を、

どのように関連させ、デザインしていくのか?

 

 その上で、必要なこと(情報)は出すし、

 不要なこと(情報)は出さない。

 というのが大事になってきます。

自分の人生のためになる発信を

 

 

ネットって面白くて、

自分の中の意識がすぐに反映され、

 無意識的に、その意識に共鳴したり、

 嗅ぎ分けた人が周りに近付いてきます。

 

で、例えば、不特定多数の人にウケる、というのが

自分の設定したゴール上必要なことである場合、

ある程度、「ネットでウケる文脈」を
書くことになるでしょう。

 

ネットでウケる文脈って何か?といえば、

代表は、ゴシップ・セックス・お金。

 

(これ自体がダメというわけではなく、

 ”品”を持って書くことは、いいと思ってます)

 

ウケる言い回しとしては、
ざっくり荒く言っちゃうこと。

下品な感じや、ちょっとした下心もありで

書いていくとどうなるか?

 

ウケるけれど、 一時的な消費の対象になったり、

自分を少し歪ませたり、変な人がよってきたり・・・

女性にとっては特に、危険がはらむ側面があります。

 

「全体的な自分の人生の幸せを考えたときに、

大事なものを見失わないためには?」

 

「 自分らしく息長くやっていくために、

 どういう内容の発信をするべきか?」

この言葉を、
自分にいつも問いかけ、
表現のスタイルを吟味すること。

また、仕事で使う場合は、この奥にある
ビジネスモデルを吟味することもセットで重要です。

 

数字をたくさんとらなくても
必要としている人に表現を届けられれば
収益になるモデルはありますから。 

届けたい人は誰なのか

 

 

ネット上で発信していく過程では、
チヤホヤされたり、
モテたりすることも多いと思います。

でも、ここで心に刻んでおきたいのは、 

 「実際のその人を見てる」 というよりは

 「虚像」を見られているのだ、ということ。

表面的なモテと深い愛情は違う、ということ。

読者層によっては、

自分が思っていた姿と違った時に、

「勝手な裏切られた感」が高くなったり、

 

自分の思うように発信者が動いてくれなかった時に、 

危ない事件も起こったりします。 

 

特に”幼稚な男性性をこじらせた粘着質な読者”を

多く持つと、投影されて、危険なことに

巻き込まれる可能性が高くなります。

 

だから、発信者のできることとしては、まず

「どんな読者さんに読んで欲しいのか?」を明確にすること。

 

自分の届けたい相手は誰なのか?

自分が欲しい未来に必要な仲間はどんな人なのか?

 

これらを明確にし、

その人に向けて書くということが大事です。

 


例えば、わたしの場合は、

一緒に歩んでいきたい人物像の中に、

 

「人のせいにしたり、人に自分を投影しない

 自分で何かを作っていこうとする姿勢の自立した大人」

 

 というのがあります。

 

その方たちに向けた文章を書いているため、

とても素敵な方々に読んで頂いていますし、

関わっていることで、とても勉強になります。

 

 

「理のコントロール」
ともに歩みたい人に届く文章は書ける

 

 

そして最後に、何よりのキモが、

文章の「理のコントロール」。

(理というのは理性とか論理、理解など)

これが、安全性をぐっと上げてくれます。

 


感情や感覚を主に描く 「エモい記事」。
面白いですよね。

色々やってみて思うのは、それをしすぎることが、

女性の発信者にとっていいとは思えないということ。

 

一瞬注目はされるし、あまいお菓子みたいに、

おいしく消費してもらえますが、

 「あーおいしかった!」で終わって何も残らない。

 


「ほしいほしい」と言って、

 何もこちらには返すことのない

 クレクレ系の人の都合の良い存在になったり、

 変な人がよってきて危ない・・・

ということにも繋がります。

 

そうならないためには?

 

実は、文章表現の中で

「感覚と感情」 「理」のバランス、
%を
コントロールしていくこと。

それにより、

「自分が届けたい人に届く文章」を

 作ることができるんです。


わたし自身、
このコントロールを覚えてから

自分が「一緒に歩んでいきたい」と
思える人たちが集まってきてくれるようになりました。

また、理を入れてゆくことで、
お互いに得るものがある関係性が生まれ、
収益事業にも結びつきやすくなります。

 

 

「誰と付き合うか?」は仏教で言えば
「善友を選ぶ」と
いうことにもつながるのですが、

これからのカオスの時代に生きていくにあたって、

普段の暮らしにおいても、めちゃくちゃ大事なこと。

 

仕事上でのマーケティングにも、

地域でのコミュニティ作りにも、

欠かせないこと。

 

「ともに歩みたい人を呼び寄せる文章」

「距離感を保ちたい人を呼び寄せない文章」

 

より多くの人が安全に、幸せに暮らすために

身につけてほしい技術だ、と本気で思ってます。

 

 

なので、「文章の理のコントロール」に関しては講座を作ろうと思います。