香川の男木島図書館へ。生み出すひと、額賀順子さんと子育てと仕事の話。

今日は、香川の男木島へ。

瀬戸内海は穏やかで夕日がきれい。

現地へ来てみると、こんなに小さな島で、

すれ違いざまに島民と必ず挨拶をする距離なんだなあ!

って感じられて、とても面白いです。



なんで島にいるの?っていうと、
額賀順子さんと対談をしに。



 (2月の講座では収録した映像をご紹介しますので、お楽しみに^^)



大阪から島に3年前移住、

私設の男木島図書館を作って運営されている額賀さん。



大阪芸大の文芸学科を卒業後、

webデザイナーに。
 


現在は、フリーで働きながら、

図書館も運営されたり

旦那さんは移住支援の活動もされたり。。。と

いう状況です。



この島はもうすでに小中学校が

 休校していたそうですが、

 額賀さんたちが移住してこられたことで、

 再開され、今は全校生徒8人だそう。



ずっとクリエイターマインドを持って

「生み出すひと」として、

 生きてこられたひとなんだなあって感じました。



そういうひとが一人入ることで、

島での暮らしが変わり、

新しい居場所ができたり、

仕事、人材、文化、が生まれ、

もう一度つながりなおすことが、

起こっていくんだなあって。



・・・で、わたしが今回彼女になぜ、

 子育ての話を聞いてみたいと思ったか?

 それは、彼女とはじめてあった講演の場で

 「わたし、子育て向いてないんです」

 と、ニコニコおっしゃっていた姿が印象的だったから。



人によっては、

 「子育て向いてない=子供が嫌い」

と誤解されることもあるかもしれませんが、

そういうことではまったくなくて。



子供は好きだし、

親子としても家族としても、

独特ないい関係を築いているんだけど

 「なんでも許す・・・」みたいな、

 母性あふれる系ではないって感じ(笑)



あーーそれ、わたしも似てる!

 って思ったんですが、


 うすうす

「わたしってもしや母親業向いてない?」って

しんどくなってる方も、この世にはたくさんいると思うんです。

あ、わたし?って思った方には、

こういうあり方もできるんだよ!って伝えたいですねー。

すっごい肩の荷が下りてラクになると思うなあ。



そして、適正にあったことに注力できる。



主婦業向いてない、でも

働いてるぶん、

子育てもしっかりしなきゃ!って思って、
できないぶん自分の中で

ハードル高くしちゃって、

結果として「自分はダメだーっ」て、罪悪感を持って・・・

 

 みたいな、あるあるサイクルに突入するんだよねー(笑)



でもさあ、そんな罪悪感いらなかったよね!!!って

ふたりで笑ってたんですけどね。


image


いちばん印象的だったのは


「結局、母親っていう役割ではなくて

 自分というキャラで、家庭でもいると、

 うまくいく」というお話。



そうなんだよねー。ほんとに。



うちの母さんって、なんだか一風変わってるけど、

超天然だけど、でも、そういうキャラだから

仕方ないんだよね(笑)

(って、ネタにしてもらえる子育て)



そうすると、

ひとりひとりまったく違う個性でも

「この人はここはダメダメだけど、それでもよくって、

ここは長けてるんだよね」って、まるごと受け入れられる。


認めて活かせる、

ユニットみたいな生態の

家族コミュニティをつくれる。



もっともっと、違う母親像があってもいい。

ひとりひとりにフィットした、ありかたでいい。



そんな「多様な子育て」。



改めて、

キャリアか、子育てか?

 自分か、子供か?ではなく、

実際には両方を選択し、

しかも自分を楽しんでいる

女性は存在するんだなってこと。



彼女たちも最初から楽しかったわけじゃなく

悩んだり迷子になったりしながらも、

そのあり方を確立してきたんですよね。


PS

今度の子育て講座では、そんなふうに

子育てを楽しみながら

お仕事や活動も楽しんでいる

3人の女性を紹介しますね^^


(お勤め・経営者・アートや地域活動など・・・

三者三様の生き方をご紹介)


ということで、お楽しみに!


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