マッチングのいい表現と集客のひみつ

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ヒビノケイコです。

ひな祭りは誕生日。

いろいろなひとに祝っていただいて、
ありがたいなって思っている今日この頃です。

 

こどもを産んでから、ほんとに

「生まれるってすごいことだなあ、

命があるってすごいな」って、

思うようになりました。


生きてる中では、

辛いこともしんどいことも、

楽しいこともいろいろあるけど、

とりあえず生まれてよかったなと。


そんなことを考えつつ、

山のてっぺんを歩き、ふと上をみると、

白い梅がふわ~っと咲き誇っていて、

少しだけ涙が出ました。



命って、ひとつしかないし

一回しか生きれないかもしれない。


だから、自分のいのちを

どんな風に使っていくかは

とても大事なことだと思います。


せっかくなら、持っている能力や

持っている魅力をはじけさせて、

この世に何かを生み出していきたい。


誰かが喜び、役立つものになれば、

なおさらいい。


「あなたの持っている力を

花開かせていく「何か」を提供したい」



それが、わたしの執筆や、講座や、仕事の原点です。



今日は、執筆のお話を。


・・・


わたしが、執筆活動を本格的にはじめたのは2年半前。



まずは、

自分の考えていることをどんどん

伝えて、多くの人に知ってもらおうと、

「ブログ」というツールを使うようになりました。



最初はとっても楽しくて、

PVをどんどんあげるのも面白かったんです。



ブログを始めて半年で、

月間30万PVを超える人たちに

読んでもらえるようになり、

1年でFBページの登録も1万人を超えました。



芸大時代からずーっと、

表現と仕事の形のフィットするかたちを

追い求めてきて、



山カフェだったり、

お菓子工房だったり、

形をかえながら実験してきたわけですが、




イラストや文章を使って、

ダイレクトに表現できることが、

久しぶりで楽しかったなあ。



そう。



ブログ単体を使ってできることとして、

まずは、「自己表現ができる」

「多くの人に知ってもらう」

という段階としては、良かったんですよね。



その時に、いろいろ教えてくれた

先輩ブロガーさんたちには

心から、感謝しています。




■表現と仕事のしっくりくるところは?


ただ、時が経つにつれて、

いくらPVが大きくなったとしても、

たくさんの人にシェアされたとしても、

「何かが違う」としんどくなってきたんです。



表現と仕事を、自分の性質に合った形で

どうつなげていくべきか、迷いが出てきたから。



ブログから、

アドセンスにつながったり、

本やお菓子の物販の売り上げにつながったり、

イラストや執筆の原稿料も発生していって、



あとは、

普通のブロガーさんみたいに

ブログから収益を出していくとすれば、



アフィリエイトだったり、

広告収入の仕掛けを作ったり

すればいいのはわかってました。



また、

noteで月刊誌を出したり、

サロンを運営して収益を出せば?

とか、もっと執筆多くすれば?と勧めてもらったことも。



・・・なのに、手が動かなくて。



それは、自分の感覚として「なんか違う」と

いう違和感が大きかったから。



とにかく、手が動かなかったんですよね^^。






■問い続けて良かった


「報酬とは喜ばれた結果である」



美大時代からアーティストとして頑張って、

でも金銭が伴わなくてやめてしまう友人を

たくさん見てきました。




素晴らしいものは素晴らしいからと言って残っていかないんだなあ。

経済と、アートと哲学が伴ったときに、残すことができるんだなあ。




それは、表現者も、地域活動や

社会貢献活動も同じことなんだって

骨身にしみて感じてきたこと。



例えば国の場合、総合的な国力は一般に

「経済力」「文化力」「軍事力」によって、分析されるけれど、

「経済力」がなければ

ほかの二つがいくらあったって、

続けてはいけない、負けてしまう現実があるように。


「お金や時間などのリソースを

余らせていくことのできるような

ビジネス設計の上で、

表現活動をしていかなければ、



楽しく健全に、

作品作りを続けることはできない」




いいものほど、残していきたい。

そう思って、

わたしはずっと、問い続けてきました。



・自分にとって、表現と仕事のしっくりくる形ってどんなもの?


・自分のできること・したいこと・人が喜んでくれること。

その三つをどう合致させて仕事化していけばいいの?


・どんなビジネス設計、どんな表現ならそれが可能になるの?




■浅く広く、情報を届けることの違和感


以前、たくさんの人に「浅く広い情報」を

アウトプットすることに勤しんでいたころは、

他にもいろいろと、違和感がありました。



ネットを通じて

危ない人が寄ってきたりしたのも

正直、ストレスだったし。。。



また、TVや雑誌、

ネットなどのメディアで取り上げられても、

依頼される外部講座ばかりに出演しても、



ファンはいるものの、

濃いコミュニティが形成されてゆく感覚がなく、

長期的につながるように感じられなかったんですよね。


また、

消費的に記事を読むだけで、

本質的に変わろうと思っていない人向けに

何かを提供し続けたいとは思えなかったですし、



たくさんの人にウケようとするほどに、

どんどんセンセーショナルな表現を取るのは

わたしの性質にはあわないなあと思いました。

もちろん、そういうのが得意で合う人もいるのですが。




自分の中でコトン・・・と

しずくが落ちるところまで

考えを熟成させてから、

表現したい。

濃縮された文脈を、分かち合いたいと思ったんです。



・・・



そんなことを通し、

提供する側と、受け取る側が、

もっともっと、



・お互いに大切にし合えるようなやり方はないものか?


・成長しあえるような表現と仕事のかたちはないものか?



・「この人と歩んでいきたい」というくらい、

マッチングがいい状態にならないものか?



ずーっと考えていました。


05


■方向性の合う仲間に出会って変わった


そんな、


・表現と仕事

・マッチングがずれた大多数の人に情報を届けている状態


があり、悩みのまっただ中だったころと比べると、

今は、そういう状況から出て

自分のコミュニティをしっかり作っていける状況へと変わりました。



年間通して「講座」という形で

お仕事ができているのは  

リアルに人と向き合う苦労もあるけれど



「自分ができること・したいこと・人が喜んでくれること」

が合致していて、よかったなと。

そこで喜ばれた結果として、報酬が発生するのは、嬉しいこと。



また、



金銭的・時間的なあまり、余裕ができてくるたび、


「もっともっと成長したい」

「信頼してくれる人たちに、

もっともっと還元できるようなりたい」


と、学びに投資できるようにもなり・・・




ベースは好きな高知で暮らしながら、

一ヶ月に一週間は都会や全国を回って、

様々な人や体験から吸収させてもらっています。



「とりあえず書けばいい」「とりあえずこれやっとけばいい」

という近視眼的な目線ではなく

距離を持って

多くの視点から物事を見るうちに

大切な人や場所を大切にする方法も、

仕事のあり方も、

俯瞰的に見えるようになってきました。



今のじぶんが伝えたいことを、

「知りたい」と言って、

受け取ってくれる自律的な人たちが

周りに現れるたびに、



人の可能性を軽く見ることなく、

そのときにできる精一杯の表現と場作りを通して、

学びを届けられるようになってゆきました。

これも、人と自分を信頼することでできる、ひとつのかたちかなあと。



■表現を仕事化できるヒミツ


さてさて。



わたしの悩みが大幅に改善され、

しっくりくるスタイルで

表現を仕事化できるようになったヒミツは・・・?



というと、



・ビジネスパートナーと組むことができたこと



に加え、



・文章表現を「大多数の誰か」ではなく

「届けたい人に届ける」ものに変えたこと



の影響が大きいです。




そんなわけで、次は

わたしが抱えた課題~今までが

どんなプロセスだったのか?



よかった点・悪かった点。



ぶつかった壁・改善してきたこと

について、紹介していこうと思います。



おたのしみに!

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