ヒビノケイコです。
いつも学ばせていただいている
茶道の先生(高知市)が、
今度、わたしの暮らすれいほく地域で、
お茶会を開催することに。
お客様を招待したり、
会場の段取りをしたり、
どんな着物を着て行こうかと考えたり。
そしたら意外と、
みんな口々に言うんです。
「わたしの祖母が茶道の先生だったの」
「着付けの師範持ってるの」
「母が習っていて興味があったよ」
「実は茶名持ってるの。こういう機会があって嬉しい!」
おお~!
初めての方も、
「行ってみたかったんだ」と。
楽しみにしてくれる人が多く、
あっという間に、席がうまってしまいました。
びっくり。
・・・
わたしが茶道を習いはじめたのは
高校生の頃。
陶芸に興味があってはじめたのだけど
どこまでも奥が深く、
広がってく世界を感じて、
ものすごくわくわくさせられるものでした 。
はっきりした彩のものよりも
そのころは侘び寂びの
味わい深い色合いが好きだったしね。
茶道をしようと思ったら、
着物を着たり、
絵を描いたり、
字も書いたり、
句も詠んだり、
歴史や工芸にも通じている必要が
あるんだなってことも
学ぶうちにわかってきて、
終わりがないわくわく感が、
ずっと続けている理由でもあります。
ぽっちりライフもそうだけど、
じっくりとした総合芸術のようなものを
インスタント情報にあふれる現代で
あえて学ぶのは大事だなって思うんです。
先生は、このへんをパリッと
立派にこなせる人だったから
高校生のわたしは
「うわ~かっこいいなあ!」って
憧れたもんです。
でも、一般的に
「茶道を習いましょう」と言っても
そんなに習う人はいない。
難しくて、古典的で、地味で、
めんどくさい世界っぽいだから・・・?
こういうの聞くと、
もったいないなーって思うんです。
だからこそ、現代で
一般と「道」「専門」
をつなぐ「あいだの人」が必要。
これは、茶道、着物
なんでもそう。
翻訳家のような人の存在って、
大きいんです。
そういう役割の人は、
現代におけるそれらの面白さ、意味を
言葉で表現出来ることに加え、
実際に暮らしの中で楽しんでいることが必要。
それができると、新しい「仕事」も
生まれてくるかもしれません。
追伸)
あ・・・そういえば、
もうすぐ京都の美山に古民家カフェ「ふるや」 を
オープンされる
森岡さん(ぽっちり舎通年メンバー)も、
着物の楽しみを伝えられている方。
いつ見てもパワフルで明るくて、
ぱーっと照らしてくれるような女性です。
彼女のような存在が、地域にいると
若い人たちも「すてきですね、教えて!」と
着物の楽しみを知っていけそう。
HPはこちら→http://pocchiriya.com/l/m/fhyfNmNjkbggyQ
美山はとってもすてきな場所なので、
ぜひ行ってみてくださいね^^
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