講座をひらいていたり、
コミュニティを運営していたり、
コンサルタントやカウンセラー、
コーチなどの相談業をしている場合、
「人にどこまで、どんなふうに寄り添うか?」
「コーチとして、どう対応していくか?」
という悩みを持つ人も多い。
あれこれやってあげたくなるのが人情だけど
手を出しすぎると、よりかからせすぎて、
本人が自分のちからで乗り越えるべき
「人生の課題」をとってしまうことにもなる。
「やってあげられること」に講師やコンサルが
自分の価値や満足感を置いてしまうと、
相手が自立していくことから、ズレることもある。
反対に、ビシバシやりすぎても、
脱落する人が続出してしまう可能性もある。
・・・かといって放任がすぎ、
「みてない」状態にまでなると
コミット感が薄れる。
悩みどころだし、海外の国によって
そういう立場の人たちは
スーパーバイザーについてもらう
規定があるのも、よくわかる。
・・・
「ほんとうの意味で、
成長しあえるコミュニティを作りたい」
この願いは一緒だけど、
人によって、そのコミュニティによって
やり方・性質は違ってくる。
そんななかで、
「けいこさんは、
健全なコミュニティ運営のために
何を大事にしてるんですか?」
と聞かれることがちらほら。
うーん。
わたしも、いままで、ときに悩みながら
試行錯誤しながらやってきているのだけど・・・
特に大事にしているポイントがふたつある。
ひとつは、
「その人の人生はその人にしか歩めない」
と、しっかりと自分に言い聞かせてから
ひとと接するようにすること。
もうひとつは
「わたしは、わたしのできることしかできない」
と、認識すること。
カリスマでも講師でも、敏腕経営者でも
どこのだれでも、万能な人間はいない。
「できないことは、できない」
「できることは、できる」
その中で自分の役割に最善をつくす。
(もちろん、一方でできることは日々増やす努力はする)
例えば、
「わたしは、カウンセラーではないので、
そういったことはできません。
一方で、日常~仕事における
表現についてはお伝えできることがあります。」
とかね。
わたしはわたしがやるべきことをしっかりやる。
あなたはあなたがするべきことをしっかりやる。
誰も誰かの代わりはできない。
自分の人生は自分で歩む。
その前提を、お互いに共有することが大事。
自分を持ってコミットし、
ときに寄り添ったり、
ときにバシッと背中を押したり、
時間を共有したり、姿で示したり・・・
そういう風にしていくと、
お互いが、自分の足で立てるようになる。
自分のあたまで考えて、
行動するしかないんだって、どこかでわかる。
よりかからせすぎず、よりすぎず、
つめたいのでもなく、ぬるま湯でもない。
安心して成長できる、
適温の土俵ができる気がしている。
日常で言えば
親子、恋人やパートナー、
友達への関わり方もそうかもしれないね。
いつも一緒でくっついてる「融合」だったのが、
違う人間同士だけど、
それを踏まえた上で「統合」されていく。
そんなイメージ。
さいごに、質問
健全に成長していく場をつくるために。
あなたはどんな風に、ひとと関わりますか?
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