民泊新法と田舎。受け手が作り手になるには

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民泊新法

2017年6月9日、参院本会議にて住宅宿泊業務法

(民泊新法)が賛成多数により可決・成立した。


民泊事業をおこなう部屋のホスト(家主)に

対して都道府県への届け出を求めると同時に、

仲介業者には観光庁への登録義務を課すもの。


営業日数は原則年間180日以内。

2018年1月からの施行を目指す。



「民泊新法」に関するニュース。



わたしは基本、出張にいくとき泊まるのはホテル。

Airbnbは、たまに長期滞在する旅で

ステイすることがある。



海外ではAirbnb が普及しすぎて

ホテルの経営が大変に・・・という話もきく。



プロフェッショナルなものが壊されてゆくとか、

安全性が不安、などいろいろな問題もあるだろう。




だけど、田舎にとってはこの「民泊新法」

大きなことなんじゃないかな。




田舎の経済は昔から「百姓」というとおり、

ちいさな仕事を集めて、

生計を成り立たせていくもの。



そんなスタイルのなかで、

ひとつ「民泊」という選択肢が

できたことは、とても大きいと思う。



いままでは田舎のおばあちゃんちに

泊めてもらって、田舎体験をする・・・みたいなのが

田舎の民泊イメージだったけど、

若いひとがつくる、民泊がどんなものか

わたしはすごく興味があるな。



わくわくする。



受け手が作り手になれる時代


民泊もそうだし、メディアもそう。

どんな仕事もそうだけど、



 いまの時代の面白いところって、

「こんなのがほしい」で終わらないところ。

やろうと思えば、自分でも「創れる」。



受け手にしかなれなかったのが、作り手になれる。



プロだから選ばれるわけではなくて、

肩書きや資格があるから選ばれるわけでもない。



プロでも素人でも、

ひとが「これがほしい」「ここに行きたい」

「これを求めていたんです」

 と思う場所を作ったひとが、選ばれる。




ぽっちり舎の通年メンバーさんたちも、

各地でそんな場作りをしていて・・

京都の古民家カフェ、

長野の村の女性がいきいき暮らすためのプロジェクト、

かぞくをひろげていきたい、場作りの企画。



こういうものの先に、

ちいさな個人にフィットした

「ちょうどいい居場所」がふえていくんだなって感じる。





じゃあ、作り手の意識をもつには




わたしは、今日の漫画みたいに、

お店とかカフェとか、宿とか服とか

どんなところに行っても、


 「自分だったらどんなのがほしいかな?」

 って妄想してみるのが趣味(笑)



すると、イメージがぽわわーんってわいてくる。

それを、実際に自分のやっている

サービスに落とし込むこともある。

・・・

そんなふうに、企画の第一としては
「自分だったらどんな場所がほしいかな?」

もしくは
「届けたい相手はどんな場所を求めてるかな?」
と、直接会ったとき感じたものから考えてみる。 



その上で実際に

「こういう場所がほしい」を現実にするときに、

ただ、最近民泊やエアビーがはやってるよね。

儲けてるひとがいるからやろうかな、では厳しい。



自分のなかに「作らずにはいられない、なにか」が

あるかどうか。



調べて、考えて、工夫の余地をみつけられたら、

思いついたことすべてやってみる。


さいごに




受け手にしかなれなかったのが、

作り手になれる時代。



あなたなら、

「どんな場所が作りたい?」考えてみて。

追伸)「生き方と表現の編集術」募集は6月16日まで。



 

「どうすれば誰かに自分のメッセージを届けられるのか」


「なぜ、他のひとと同じような文章を書いてしまうのか」


「どうすれば◯◯さんだからと選ばれるようになるのか」



これら3つの悩みや不安を抱えているのは

あなただけではありません。



リトルプレスやブログなどで自分を表現し、

読まれるひと、選ばれるひとになるために、

「編集」という技術は必須。



「生き方と表現の編集術」、募集は6月16日まで。

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