講師が教えられることは「自分の正解は自分でしか導き出せない」こと

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ヒビノケイコです。

京都での講座の前日。

ゼミ卒業時期となった

メンバーさんと

現代懐石のお店でごはんを食べながら

この1年の変化をふりかえりをしていました。


・・・


結局、自分の正解は、

自分でしか導き出せないんだって

わかったんです」

 

情報の取り入れ方、

自分のペースのつかみ方、

仕事への姿勢、



自分の好きなものや大切なものを

発見し暮らしに取り入れていくこと・・・



1年前とは大きく変化した彼女にとって、

この一年は



いろんな学びにぶつかりながら

実際の仕事や暮らしとぶつかりながら、



自分自身を知り、

社会との関わり方を変える

プロセスだったのだと思う。



いまは、一歩一歩、

力強く自分の足で土を踏みしめている。

そんな感じがする。



「卒業おめでとう」



・・・・



「教える」「育てる」ということは

わたしにとっても、とてつもない学び。



「仕事だから」と思って
プロ意識を持つことは大事だけれど



お金をもらうから

みかえりが必要だから

評価がほしいから

というところに
はまってしまわないように

気をつけている。



そこに執着してるとうまくいかない。

「結局このひとはそれか・・・」と見透かされる。

自分も自分で追い詰めていってしまう。



それよりも、

目の前にいるひとに心から接しているか、

みかえりを求めないで接しているか。



これをいつも心にとめて接していきたい。



・・・



あと、
 

「結果を出してくれないと

自分の評価が危うい、困る。」



これも、多くのひとが陥りやすい思考。



そう思って焦ることは誰のためか?

というと自分のため。



そのあせりは無意識で伝わり

相手もあせる。

結局いい結果は出ない。




だからそこは手放して


「その人の人生がひとつでもよくなるように」

と思って接するほうがうまくいくし、結果もでる。




そしてその結果は、

相手がちゃんと

自分で歩んで出した結果であり、

廃れることのない確かな実力になる。




・・・



ひとは解決策やスマートな答えばかりを

期待してるのではないのだなあ、と思う。



困っているとき

一緒に考えてくれた、悩んでくれた。



いいときも悪いときも

伴走してくれた。



あのとき一言かけてくれた。



答えは出なくても、

感じていること考えていることを

共有することができた。




そこに、信頼を覚える。



・・・



信頼の上に

ビジョンや思い、

新しい視点、方法、解決策

長い目で心から見守っていること



そういうものが重なったとき

ひとは自ら歩んで、成長していく。



時間とともに

自分の本質により近付き、

生きることができるようになっていく。


■さいごに



誰とも違う

自分自身のこたえが

「ぽっちり」な生き方。




これをずっと、

学ばせてもらっている。




「わたしも、勉強になりました。

ほんとうに、ありがとう」



自分自身の、よい人生を。


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