何歳からでも小さな幸せを作る。子どもと大人のライフキャリア

自律的な人になることは必須

「ぼくは企業に勤めるよりも

自営業がしたい」

と息子が言ってくる今日この頃。

親が働く姿を見て、

楽しそうだから早く自分も働きたい！

と思ってくれるのは嬉しいこと。

それならそれで、

「お金と社会の構造を

一緒に勉強していこか～」

となったのですが、

彼にはよく、

仕事や職業について聞かれるので、

「１３歳のハローワーク」や

「職・キャリア図鑑」のようなものを

買ってみました。

新 13歳のハローワーク [ハードカバー]

村上龍

幻冬舎

2010-03-25

職業図鑑みたいなものって、

例えば、

「美術が好きならこういう仕事の

バリエーションがあるよ」

「これはこんな内容で、こんな収入だよ」

というのが載っていて面白いです。

これから時代が変わると、

職業自体も変化していくし、

誰がやるかでピンキリなので、

あくまで今の・人によって・・・

という感じではありますが。

田舎だと、

第一次産業や公務員、

介護職しかない！

というふうに、

視野が狭い中でこどもが

考えることにも

なりかねないので、

普段から、いろんな場所を旅して、

変わった職種の人やお店に出会ったり、

興味があれば実際に体験したり、

親子でイベントに出店してみて、

やってみるなんてことも、

取り入れていくのは大事だなって

思います。

知ってるだけじゃなくて

その上で、何が大事か？

やっぱり、自分の判断基準を

持っていることだなって思うんです。

判断基準のもとは、

「自分を知り、環境を知る」ということ。

いまだ更新されていない人や学校も

多いですが、

今の時代性や、国や企業の状態、

働き方などの多様性、

そういった環境をふまえること。

そして、

自分がどんな生き方をしたいのか、

何に打ち込みたいのか。

どんな特性があり、

何に適性を持っているのか、

知るということ。

これは、

知識だけでなく

失敗も含めて挑戦していく

経験の中からも、

わかってくること。

この判断基準を

持っていることで、

選び方が変わってきます。

この判断軸にはあなたの

美意識や倫理観も反映されます。

情報が多い時代、ブレずに

これらを伸ばしていくことで、

しっくりくる働き方、暮らし方に

近付くことができます。

◾️「とりあえず」の行く先

今までの学校教育の中では、

「なんのために？」を追求せず、

「とりあえずいい学校に

いくために受験勉強をする」

「とりあえずいい会社に就職する」

「偏差値で人と比較して勝つとよい」

という風に進んできました。

ですが、それでは、

いつまでたっても

自分なりの成功とは違うものに

進んでしまうことにもなりかねません。

産業構造の変化

また、旧来のキャリアモデルは

今の産業構造に

合わない人を育ててしまいます。

だから、

「なんのために？」という問いは

すぐに答えが出なくても、

持っていること。

そして、その目的が、

「今ここでしていること」とつながって

積み重なるようにしていくこと。

連続性のある学び方、

実践になるように

デザインしていくことが大事です。

これは、

子供だけでなく大人にとっても

同じこと。

長寿国となった日本では

元気なうちは

自分をめいっぱい生かして

価値を創造し、働いていきたい。

何かに振り回されない

自立した女性になりたい。

心身ともに健康にいたい。

家族を大切にしつつ

できれば好きな地域で、

小さなしあわせを

ライフスタイルふくめて

作っていきたい。

そのために、

何歳からでも諦めず、

今から積み重ねていくこと。

学ぶこと、実践することが

欠かせません。

思えば叶うのではなく、

思って、学んで、やって、

続けて叶う。

だから、

子供に知識だけを教えるだけでなく、

自分の希望をたくすのでもなく、

まず、自分がやっている。

体現している。

そういう大人の姿を見せながら

一緒に学んでいけるのがベスト。

・・・

せっかく誰もが努力して

生きていくのだから、

ずれないで自分を生きられるように。

あなた自身の人生をデザインするヒントを、

講座で共有していきたいと思っています。

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