みせない言葉を紡ごう。どんな本音も受け止める力

春休み、食べることが大好きな息子は
「次はこれ作ろう」
「あれをこんな風に
作ったらどんな味やろうねえ」
と次々に提案してくるため、
料理研究に時間を
費やしております。

サイクリング途中の
イチゴ農家さんで
イチゴを買って、
練乳をつけて食べて
「幸せやねえ」となったり

ピザを台からこねて、
トマトソースを
トマトから煮詰めて作り、
焼きたてをあつつ！と食べたり。

素朴なことで

しあわせを感じつつ、
こんなふうに
一緒に何かできる時間って楽しいな。

人生にとったら、貴重なことだな。
こんな風に暮らしたり働けること、
本当にありがたいことだな。

そんなふうにじわじわ感じながら、

過ごしています。

さて、メルマガに
Kさんよりお便りをいただきました。

ヒビノケイコさまこんにちは。

いつもピントの合った
メルマガをありがとうございます。

自分だけしか見ないものを
“書き出す”ことは中学生の頃から苦手。

交換日記や手紙は、
好きなのに普通の日記が書けない、
“書き出す”瞬間に”理想の自分”になって、
“本音”に、たどり着かない。

でも、この機会に　
白い紙にさらさらと何も考えずに、
書き出してみようと思います。

中学生の時から、
もう30年は経っています
今なら出来そうな気がします。

季節も春、気持ちよく
過ごせる自分のために、
書き出してみます。

最大の理解者は自分

自分のために書いてあげること。

大人になって書いてみると、

変化しているところが見えて、
面白いかもしれませんね。

大人になるって、
「理想的な自分じゃないとダメ！」

ってことではなくて、

むしろ、理想的でない、
自分の中のぐずぐずでダラダラなところ

どうしようもないところ、

腹が立ってる気持ち、

そういう部分も、
”自分自身で”
認めてあげられるように
なることだなあって最近思います。

誰かに
「認めてよ～！
わかってよ！」
としてると
お互いに負担が増えていきますし、

直面できないでいると

自分も人も
きちんと認知できない、

問題と向き合えない

お花畑状態になってしまうことも。

蓋をしてると、
苦しくなって
いつか爆発するか

何かしらの病気につながったり・・・

だからこそ、
どろどろであれなんであれ、

本音がいっぱい出てきたら

「そうだね、ほんとに辛いよね」
「きつかったね、よくがんばった」

ねぎらいの言葉もつけそえて
書いてあげる。

もしくは、絵を書いて
表現に昇華する。

（注：もし、かなり問題が深い、

苦しみが大きい場合、

うまくいかないこともあるので、
その場合は無理せずに。

専門のカウンセラーさんに
相談することも助けになるかと思います）

でも、まあ、これ変化している
自分の一部や
パターンであって、
あくまでも部分なんで、同一化しなくていい。

そういう部分もあるんだなあ、

と知っておくことで

破壊行動を止められたり、

パターンを出て
新しい大人のやり方を
作っていくときに役立つ。

・・・・

誰かに認められることを
基準にすること、

これを
稼いだお金の量や、
権威や、
恋愛や、いいね！
フォロワーの多さで測っても
どこまでいったって満たされない。

自分のことを自分で

認めてあげられなければ
虚しいもの。

足りなくて、
いつまでも誰かの反応を求めてしまう。

そうすると、心は貧しいまま。

貧しい心は、
破壊的な行動を

無意識にとってしまいます。

自分のことを自分で
認めてあげられるようになると
ほっとします。

満たされていきます。

そして、
破壊的な行動ではなく、

建設的な行動を取れるように

意識的にしていけば、

よりよい未来を作ることができます。

それが、自分の人生を自分で

作るということにつながります。

愛は意志

自分の弱さ、強さを知った上で
「意志を持ってどうするか選ぶ」
ということ。

自分を
大切にできる人は
人も大切にできる。

（自己都合という意味ではなく、です）

そのために、
見せない日記をつける。

言語化する。
絵でもいい。

その過程では、
「自分の足でたつ」
という
覚悟が必要になります。

・・・

書き出す効果はいろいろ。
実はライフキャリアデザインを

していくときにも有効で・・・。
この話は、また次にでも。

今日はここまで。

すてきな春をお過ごしください！

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