「日日工芸」編集とリトルプレス

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2016年秋の京都。編集者・著者の村松美賀子先生をゲスト講師に迎え、開催した、「人生と表現の編集術講座」。

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”編集とは、自分なりの視点でものごとをとらえ、さまざまにつなぎ(取捨選択する・結ぶ)
新たな文脈(context)をつくる→自分のものがたりをつくっていくこと。”を、コンテンツ/人生の側面から、1日かけて学んだのですが・・・

今回、編集講座に参加されたフォトグラファーの清水さんから、リトルプレスが届きました。

(関連記事→点と線がつながって「人生と表現の編集術講座」様子とご感想。ぽっちり舎in京都)

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京都の講座で、ケイコさんと村松さんに背中を押していただいてから、いくつか印刷物を作ろうとしておりましたが、ようやくひとつ、小さな制作物「日日工芸」が出来上がりました。

今後シリーズ化したいと思っています。

また、これを作ったことで、それまで視界に入っていなかった写真集や写真展へも興味が湧いてきました。

これから、写真集と呼べるある程度のボリュームの制作も進めていけたらと思っています。
こう思えたのも、小さなものでも作ってみたからだなあと感じています。


ふうとうを開けてみると・・・


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発行・写真・言葉 清水美由紀/ デザイン 布留川真紀

折り方がすてき。ぱっ

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ぱっ

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ぱっ

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ぱっ

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A4一枚でここまで、空気を織り込んだ表現ができるんだなあ。
旅やものの手触りが、伝わってくるものなんだなあ。

・・・とてもすてきなリトルプレス。

「もやもやの輪郭をとらえて自覚的に生きる」
「自分のことばを語ってゆく」


これらは、日々を流さない手間と
ある種の厳しさを伴うけれど、
だからこそ織り込まれ、
生まれるものがあるんだなあって感じました。 

清水さんありがとうございました。
みなさんも、どこかで見かけたらぜひ手に取ってみてください。

ふう。

正直、講座やっててよかったなあと、心から思いました。

自分がつくるものだけではない、
たくさんの人から生まれる作品がこうやってみれるから。

むくむくしている種を発芽させ、
咲かせていくきっかけになるような場所を、
わたしは作っていきたいのだなあと、改めて感じました。

あ、リトルプレスの制作・流通に関して、ご質問をいただいたので 
わたしなりのやり方を紹介した記事をリンクしておきますね。
ご参考になれば嬉しいです。
ほぼ自己メディアで1000冊完売「リトルプレスを自力で作って売るには?私の方法まとめ」


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